■休憩ラウンジ、託児所、売店
[2023]
工事種別：内装、外装、外構工事（新築工事の共用部）
本体設計：塩浜工業
施工：塩浜工業
神奈川県横浜市
横浜の湾岸に建つ大型物流倉庫の二期工事である。一期工事に続き、本プロジェクトでも託児所、共用ラウンジ、ファサードデザインを弊社が担った。
メゾネットになっている南ラウンジは鉱物のような物体が床を貫通したデザインとすることで階の繋がりを強調した。その物体を部分的にくり抜くことで人が佇める場所（＝フォリー）を点在させている。フォリーの存在によりその間を縫うような移動を促し、海辺の景色を劇的に見せる効果を狙った。
テラスの吹抜階段は、ガントリークレーンの鑑賞席になるよう設えた。空中に跳ね出した階段ではスリルが味わえ、屋上のスカイデッキまで登れば海のパノラマだけでなく富士山などの眺望が楽しめる。
北側のラウンジは曲面状の壁に包まれた洞窟のような空間である。鏡を壁一面に貼ることで半円形の客席をあたかも円形ホールのように錯覚させ、広がりを演出した。さらに天井にも反射素材を貼ることで、どこまでも鏡像が続く迷宮のような場所となっている。
ESR横浜幸浦DC2プロモーションムービー
KLÜBBエリアムービー[1:00]
